2019年秋に発生した台風15号・19号によりお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。
日に日に、台風19号の被害の甚大さが鮮明になるにつれ、自然を前にして私達の非力さを感じる様な気持ちになります。この甚大な災害を目の当たりにして「いったい私に何ができるのだろう」と途方にくれてしまうような気持ち。
そんな中、いち早く被災地に駆けつけて活動を開始している人たちがいます。KEENのパートナー団体『OPEN JAPAN』もその中ひとつ。KEENのスタッフも彼らが活動を展開する、宮城県丸森町と、長野県穂保地区に合流しました。
現地の様子を、動画でまずは御覧ください。
一人ひとりが出来ることが必ずある
OPENJAPANのひーさんは言います。一人ひとりが出来ることが必ずあると。それぞれの得意なことを生かして、支え合っていけるということ。
そんな気持ちを胸に、私達KEENのスタッフも、現地でボランティア活動に参加しました。被災者の方にニーズを聞くところから始まり、他のボランティアさんと共に家具出し、泥出し、ゴミの運搬、側溝の穴掘りを行ないました。
今回ボランティアに参加した、スタッフたちはこう言います。
「被災直後ということもあり、被災者の方々に、なんと声をかけてよいのか本当に心苦しかった。
でも、復旧作業が行われていく中で少しずつ前向きになり、近隣同士の協力する姿をみて、逆に勇気をいただきました。ボランティアに行っても個人の無力さを思い知らされると同時に、力が合わさったときの非常に大きなパワーを改めて感じることができました。」
「水を含んだ家具、畳、粘土質の土、泥は移動や掻き出すことが非常に重労働でしたが、感謝の気持ちを被災者の方に伝えられる度に疲れが吹き飛んでいきました。
(写真は、長野県穂保地区)
被災された方は大きな被害を受けても、ボランティアの方々に感謝の気持ちを伝え、それに応えようと必死に家具出し、泥出しを時間一杯まで取り組むボランティアの方々、皆に心を打たれました。」
「被災地は、メイン通りこそ、泥の撤去がなされていましたが、裏通りや住居は未だに泥や、家具等が散乱した状態でした。
百人単位の一般ボランティアや作業重機などが常に行き来し、非常に慌ただしい雰囲気となっていました。住民の方々は、ここでは書ききれないほど様々な思いや悩みを抱えており、それらを見聞きするたびに非常に胸を痛めました。
それでも1人1人が元の生活を取り戻そうと前を向く姿には、強さを感じました。短い時間でのボランティアではありましたが、少しでも被災した方々の生活を取り戻す、役に立てたのであれば幸いです。被災している方々が1日でも早く日常を取り戻せますように願います。」
一人ひとりの力は小さいけれど、みんなが集まれば大きな力になること。私たちができることは沢山あると、今まさに実感しています。
緊急災害支援マッチングペイで、1,000万円の寄付を目指す
KEENは、現在1,000万円を目標とした、寄付をマッチングペイで募っています。あなたがもし、1,000円寄付してくだされば、KEENが1,000円を寄付します。集まったご寄付は、台風15号、19号に対する災害支援活動費として活用されます。
詳しくはコチラを御覧ください。
KEENはこれからも、スタッフのボランティア活動を推奨し、微力ですが被災地の皆さんのお力になれればと活動を続けていきます。
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