アートパラ深川&KEENロゴとイメージ
アートパラ深川&KEENロゴとイメージ

アウトドアで障がいのある人のアートを楽しもう!アートパラ深川の魅力とは。

障がいのあるアーティストの作品で街全体を美術館にしてしまうユニークな市民芸術祭『アートパラ深川おしゃべりな芸術祭』(以下略称:アートパラ深川)が、10月14日(土)~22日(日)の9日間、江東区【門前仲町・清澄白河・森下・豊洲】で開催されます。KEENもアートパラ深川のコンセプトに共感し、今年もフェスティバル・パートナーとしてこの芸術祭を応援します。また、開催期間中には、豊洲エリアにてアートを鑑賞しながら元オリンピアン・園原氏と歩く、ウォーキングイベントも開催!アートパラ深川スタッフも同行する、アートの説明付きのコースもあります。


地域住民、企業、行政と協力しながら「共に生きる」社会を目指す、"アートパラ深川おしゃべりな芸術祭"。アウトドアはすべての人のためにあると信じ、出自や性別、世代、個性を超えて誰もが、アウトドアをより身近でアクセスできる場所にしていくことを目指すKEENは、この芸術祭のコンセプトに共感し、昨年(2022年)より本芸術祭のサポートをスタートしました。

昨年には参加アーティストの作品をプリントしたコラボTシャツ6型を発売、今年の6月には木下晃希さん作『くじらと仲間たち』と西村賢示さん作『潮騒』とのコラボレーションのシューズとエコバッグを発表し、たくさんのポジティブな反応をいただいています。

KEEN x アートパラ深川コラボレーション商品
木下晃希さん作『くじらと仲間たち』と西村賢示さん作『潮騒』とのコラボレーション。売上の一部は各アーティストに還元され、そのアーティスト活動を支えています。

アートの世界では、障がいは、その人にしか持ち得ない「個性」となる

アートパラ深川を楽しみながら散歩する二人
今年で4年目を迎える「アートパラ深川」。 2023年は、過去3年間の入選・入賞作品を高度な印刷技術で原画から複製した約550点のアートを街なかに展示し、昨年の公募展入賞アーティストの個展「アートパラ・マーケット・フェア」(AMF)も開催されます。この芸術祭において、合計約770点の作品に出逢うことが出来ます。

アートパラ深川について、2022年度実行委員長の松島直子さんにお話をお聞きしました。

松島さん「この芸術祭は、東京工芸大学の福島治教授と、長野パラリンピックで障がいのある方々のアートに魅せられた柿沢未途さんが出会い、地域住民を巻き込む形で実行委員会が結成されたことから始まりました」

松島さん自身は、実行委員会が立ち上がった際に柿沢さんに声をかけてもらい、関わることになったそうですが、それまで障がいのある方のアートと関わったことはなかったそうです。

松島さん「アートパラに関わるようになって、なぜ、障がいのある方のアートに魅かれるのかを考えるようになりました。日常生活を送るうえで、障がいを持つということは大変なことですが、アートの世界では、それが、その人にしか持ちえない視点や世界観、いわゆる「個性」となり、私の既成概念や想像力を打ち砕く力があるからなのかなと思っています」

誰もが個性を輝かせることができるような社会に


松島さんが芸術祭を続ける目的の一つは「まずは、障がいのあるアーティストの作品やアーティストの方々を広く知っていただくこと」だといいますが、さらに一歩進んでほしいとも考えています。

松島さん「この芸術祭を「おしゃべりな芸術祭」としたのは、見た方が感じたことを言葉にして対話してほしいという思いからです。そこからさらに「障がいとは何か」を考えるきっかけにもしてほしいと思っています。障がいを個人に帰属させるのではなく、社会にある障がいに気づき、解消して、誰もが個性を輝かせることができるような社会に一歩でも近づくことにアートパラが貢献したいと思っています」

橋の闌干に飾られたアートの一つ
この素晴らしいアート作品を見ると、「障がいって何を指しているんだろう」とか「障がいは社会の側にあるのでは」と考えさせられます。アートパラ深川の活動によって、私たち、一人ひとりがそんな疑問を持って、よりよい社会に変えていく一人となれる様な、キッカケになることを願わずにいられません。

アウトドアとアートの接点とは

本来アウトドアとは関わりがなさそうなアートイベントと、アウトドア・フットウェアブランドのKEENがコラボレーションすることになったのはなぜなのか、プロダクトチームの中込に話を聞きました。

中込「KEENが考える『アウトドア』は、時や場所、人の垣根を越えてソトを楽しむことです。そこにはアクティビティーというフィジカルな楽しみだけでなく、メンタルな楽しみや充足、休息も含まれています。
アートパラ深川とのコラボレーションは、障がいのある方のアートを身にまとってソトへ出る、あるいは東京下町の歴史を感じるアート散策という、参加する人を選ばないアウトドアの楽しみを生み出します。さらにはわれわれ自身がノーマライゼーション への理解を深め、人々に伝えることで社会的責任を果たすこともできると考えています」

楽しく歩いて、アート鑑賞しよう

「アートパラ深川」の開催に合わせて、街なかアートが展開される豊洲エリアにあるKEEN GARAGE TOYOSUでは、ARTPARA FUKAGAWAコラボレーションの商品をアートと共に展開します。また、街なかアートを楽しみながら歩けるよう、KEEN初のウォーキングシューズWK400のTRY ON(試し履き)ブースも設置。さらに、10月15日(日)には、元オリンピアンの園原氏が店頭にてウォーキングのアドバイスや、ウォーキングレッスンを行います。ウォーキングレッスンでは、参加者のみなさまには実際にWK400(レンタルシューズは先着順となります。ご希望のサイズがご用意できない場合もございますので、ご了承ください)を履いていただいて、一緒に街なかアート鑑賞に出かけます。

元オリンピアン園原氏によるウォーキングイベント

オリンピアン・園原氏と歩くイベント告知
 ▪️ 日時:2023年10月15日(日)
 ウォーキングレッスン 11時 / 13時 / 15時(各回1時間程度)
 11時の回は、アートパラ深川スタッフが同行、アートの説明付きのコースとなります!
 店頭でのアドバイス:10:00〜16:00の上記の時間を除く

<ウォーキングレッスン>
 ▪️ 集合場所:KEEN GARAGE TOYOSU
(東京都江東区豊洲2-4-9アーバンドック ららぽーと豊洲 2F 2130区画)
 ▪️ 小雨決行、雨天中止。(雨天中止判断は、前日行います)
 ▪️ お申し込み:Peatix: https://wk400-1015.peatix.com/
 ▪️ 講師:園原健弘(そのはら・たけひろ)さん
ウォーキングプロデューサー。 元陸上日本代表(競歩)。 30,000m競歩および2時間競歩の現・日本記録保持者でもある(2022年12月7日現在)。散歩指導者、散歩評論家の肩書も持つ。


アートパラ深川おしゃべりな芸術祭

アートパラ深川会場
日程: 2023年10月14日(土)~22日(日)
開催エリア: 深川エリア[門前仲町・清澄庭園・森下]+豊洲
https://artpara-fukagawa.tokyo/

▶️関連リンク:KEEN × ARTPARA FUKAGAWA コラボレーションアイテム第2弾発売