ストーリー画像-私たちの冬を守ろう。【POW × KEEN】
ストーリー画像-私たちの冬を守ろう。【POW × KEEN】

私たちの冬を守ろう。【POW × KEEN】

2022年4月。KEEN JAPANと一般社団法人 Protect Our Winters Japan(以下、POW)は、正式にパートナーシップを締結しました。

Protect Our Winters(POW)Japanは、気候変動に対するアクションを啓蒙する一般社団法人。その始まりは 2007年、気候変動が大切なフィールドである雪山に大きな影響を与えることに危機感を感じたプロスノーボーダーのJEREMY JONESが仲間たちとともに設立した、POWが原型。今やPOWは世界13カ国にそのネットワークが広がるコミュニティとなりました。

さまざまな啓蒙活動を通じて、人びとの行動変容を促し、気候変動を抑えようと活動を続けています。その活動には、多くの人が賛同、そしてKEENもオフィシャルパートナーとしてPOWの活動をサポートしていきます。

今日は、そんなPOWと一緒に行った最初のアクションをご紹介いたします。


POW × KEEN 雪板で遊んで、考える。雪と地球のミライ

3月27日(日)長野県・白馬乗鞍温泉スキー場にて、POW × KEEN 雪板体験会〜作る・遊ぶ・考える 雪と地球のミライ〜が開催されました。実は、この雪板体験のストーリーは昨年11月にスタートしていました。


冬をいつまでも楽しむために。二人の高校生の気候危機への思いが大人たちを動かした

昨年11月に、白馬で開催された、「雪板づくりワークショップ」。そのキッカケをつくったのは、スノーボードが大好きな高校生・ミクさんと、彼女の同級生のリリコさん。温暖化や気候変動が雪山に与える影響を実感し、未来のスノーフィールドに危機を感じて自らPOWに企画を持ち込んだのです。KEENも、この企画に賛同、サポートすることを決めました。

雪板づくりを通して、実際に木材に触れながら、森林をめぐる環境問題について学び、そして、自分たちでつくった雪板で遊ぶことを想像しながら、深刻化する気候変動に対して自分たちがどんな行動をしていけるか、どうやって雪を守っていけるかを一緒に考え、自分たちの日々の生活でのアクションへと繋いでいける場となりました。

その時の模様を、動画でぜひ、ご覧ください。


行動を起こせば、必ず一緒に行動を起こしてくれる人が現れる

「行動を起こすことで、みていて、応援して、行動に移してくれる人が現れる」と、ミクさん、リリコさんは語ります。お二人に想いを語ってもらいました。


私たちの冬を守ろう

POWの活動について、POW代表理事 小松吾郎さんと、このワークショップの講師で、『芽育"MAKE"雪板研究所』所長 五明淳さんにもお話を伺いました。

お二人は、日本でも雪解けが早くなったり、真冬に雨が降るなど気候の変化を肌で感じていて、多くの人に雪遊びを楽しんでもらい「こんな楽しい雪がなくなってしまうなんて嫌だ!」と実感してほしいと語ります。


雪板を体験して、みんなで、遊んで・考えよう!

そんな、雪板作りワークショップを経て、3月に実際に雪板を楽しむ体験会が開催されました。雪板のプロも初めての人も、一緒になって、雪とともに楽しみました。

ぜひ、当日の様子をダイジェストでご覧ください。この動画を作ってくれたのは、今回のワークショップ参加者の高校生(当時)、空さん。みんなの笑顔をキャプチャーしてくれました。

みんなで、楽しみながら、気候危機について感じるワークショップとなりました。このイベントが、参加者のみなさんにとって、何かのキッカケになったように感じる3日間でした。

これからも、この自然を思いっきり楽しめるように、できることを、少しずつ。