ウクライナの人びとに思いを寄せ、私たちにできることを一緒に。
ウクライナの人びとに思いを寄せ、私たちにできることを一緒に。

ウクライナの人びとに思いを寄せ、私たちにできることを一緒に。

2022年2月24日の突然のロシアによるウクライナ侵攻から、まもなく半年が経とうとしています。

多くの人びとが命を落とし、対話の糸口もないまま戦火の拡大が続き、紛争の長期化が心配されています。1,200万人以上がウクライナ国内で避難民となり、900万人※以上が周辺諸国をはじめ世界各国に避難し難民となっているといわれています。中でも、子ども、女性、障がい者、高齢者といった社会的に弱い立場にいる人々が、より過酷な状況におかれています。

国連UNHCR協会HPより


KEENは、ウクライナ人道支援として、€150,000相当を寄付。ウクライナ国内と近隣諸国に逃れた人びとの支援と、シューズ提供を行いました。

写真提供:mmuheisen、everydayrefugees


この紛争が起こってしまったと知った時、KEENは自分たちにできることは何なのか、すぐに話し合いを開始しました。そして3月には、ウクライナでの紛争の影響を受けている人びとへ人道的な支援をするために、€150,000(約1,895万円)相当を寄付することを決め、ウクライナ国内と近隣諸国に逃れてきた人びとの支援と、シューズ提供を行いました。

これは、私たちが、社是の1つとして 'Do the right thing' を掲げていることにも繋がります。正しいことをしようと立ち上がる人が増えれば、きっと、この世界はより良い場所になると信じており、誰かが助けを必要としている時に寄り添っていられる会社でありたいと思っているからこそ。困難なときこそ、自分たちのできることからスタートしよう、という思いでした。(詳細は、こちら

KEENからの寄付は、国外に避難した方々の緊急人道的支援のために、グローバルに展開する人道支援団体GlobalGiving(以下GG)に寄付させていただきました。GGが設立したウクライナ支援基金は、国内外で避難した人びとのために直ちに生かされた他、より長期的な復興支援にも活かされる予定で、当初の目標から増額され、現在5,500万ドル(約75億円)達成をめざし今も寄付を受け付けています。

➤ GGへのご寄付はこちらから


KEENシューズは、NGO Everyday Refugeesが行う難民支援プロジェクト「Hand in Hand」の一環として、避難民の人びとへ届けていただきました。(詳細は、こちら


活動は日本国内でも。全国のKEEN GARAGE店頭の募金箱に85,612円が集まりました。

KEEN JAPANは、グローバルな展開と合わせて、KEEN GARAGE全店での募金活動をスタート。キャンペーン開始直後からたくさんのみなさんが寄付をしてくださいました。心からお礼を申し上げます。

「1万円の寄付に加え、シューズをご購入いただいたお釣りも全て寄付ボックスの中に入れていただいたお客様がいらっしゃって、とても勇気づけられるとともに、温かな気持ちになりました」と KEEN GARAGE HARAJUKU店長の成尾は語ります。でもここ最近、メディア報道も少なくなってきたこともあってか、人びとの関心が低くなっていると感じるという成尾は 「継続して関心を持ち続けてほしい」と訴えます。


ご協力いただいたご寄付は、特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan) のウクライナ緊急支援活動へ

AAR Japan[難民を助ける会] 提供

「ウクライナでの平和な暮らしが一日も早く戻ってくることを祈るだけです」と語る避難民のエレナさん(左)と支援活動を続けるAARのスタッフ(右)。


難民支援の国際NGO「AAR Japan[難民を助ける会]」は、ウクライナ侵攻がはじまった直後から、戦火と隣合わせのウクライナ国内や周辺諸国で避難している方の緊急支援を開始。母子など約80人が身を寄せる修道院などへの緊急支援物資輸送や、子どもが安心して過ごせるスペースの提供、避難された障がいのある方の受け入れ施設サポートなどを行うほか、今後は地雷除去や地雷回避教育など行います。

AARの活動の歴史は長く、1979年にインドシナ難民支援を開始。以来、65を超える国・地域で紛争や災害によって困難に直面している人々を支え、現在は世界16カ国で活動しています。

撮影:川畑嘉文氏 AAR Japan[難民を助ける会]提供

「戦争が始まって、自宅から5キロほど離れた軍事施設が攻撃されました。この時、子どもたちのために避難を決心しました」モルドバに避難してきたスザヌさんと、そのお子さん。

➤ AAR『ウクライナ緊急支援』のブログはこちらから


一緒に支えよう。ウクライナ 人道支援

紛争勃発から、半年以上が経ってしまいました。1日でも早くウクライナに平和な日々が戻ることを祈らずにはいられません。これからも、一緒に、私たちができることを続けていきましょう。


世界中のNPOがウクライナの人びとをサポートしています。ここにその一例を掲載しますので、寄付先のご参考になさってください。

GlobalGiving:ウクライナ危機救援基金

UNHCR:国連難民高等弁務官事務所

AAR:認定NPO法人 難民を助ける会

ADRA:国際NGO アドラ・ジャパン