トルコ南部カフラマンマラシュ県で6日午前4時17分(日本時間同日午前10時17分)、大地震が発生し、その後もマグニチュード6から7クラスの大規模地震が相次ぎました。
隣接するシリアと合わせて両国で3万人以上の死亡が確認され(2月13日現在)、被災地では厳しい寒さの中、懸命の救助活動が続いています。KEENも緊急支援としてトルコで活動を開始している、国際NGO 難民を助ける会(AAR Japan、以下AAR)へ寄付させていただくことを決定しました。
倒壊したシャンルウルファ県内の建物(写真提供:AAR)
大規模な災害を前にすると、どんな支援をどこから始めればよいかわからなくなってしまうことがあるかもしれません。KEENが設立以来20年間続けている災害支援を通して学んだことのひとつは、まず行動することでした。そして、みなさんが一緒に参加してくださることで、もっと大きな力になっていくことも経験しています。ぜひ、一緒にこの活動を支えませんか。
あなたの購入金額の10%をトルコで支援活動を展開する国際NGO AARに寄付
・期間: 2023年2月15日(水)0:00~2月21日(火)23:59まで
・対象:KEEN公式オンラインストアでのご購入分
・寄付:ご購入金額の税抜価格から10%を寄付
・寄付先:認定NPO法人難民を助ける会(AAR Japan)
・寄付の使い道:AARの支援活動に活用(最新の情報はこちらから)
AARさんの活動をご紹介
難民を助ける会(AAR Japan)さんは7日、現地で緊急支援物資の配付を開始。イスタンブール事務所の現地職員を被災地に派遣し、現地ネットワークを活用して、トルコ南東部シャンルウルファ県内で、シェルターに身を寄せる被災者に毛布、子ども用おむつなどを配付。被災者には幼い子どもが多く、親たちからは「厳しい寒さの中、どうすることもできずにいました。子どもたちの分だけでも毛布をもらえて本当に助かります」という声が聞かれたと言います。
トルコ南東部シャンルウルファ県の被災地でシェルターに身を寄せる子どもたち=2月7日夜(写真提供:AAR)
「被災地では物流が完全に止まっており、町に数軒しかない薬局には長い列ができています。電力や水道などのインフラも機能していません。トルコ政府・地元自治体、NGO、援助機関が連携して緊急支援を展開していますが、被災者のニーズに対して支援が全く追い付いておらず、多くの被災者が今、支援を待っています」と、AARさん。KEENも、できることから少しずつ始めていきます。ぜひ、みなさんも一緒に活動を応援しませんか。
シャンルウルファ県で被災者に支援物資を手渡すAAR職員